『少年少女おもしろブック』1950年(昭和25)2月号から1954年(昭和29年)9月号まで足かけ5年にわたり長期連載。本誌の下一段漫画として掲載されていた。「アップルジャム君」しかり、当時の食糧事情を反映してか、杉浦作品には食べ物をネーミングしたキャラクターが多数登場する。連載当初はペンキ屋を営むジャム君の日常が描かれるが、突然舞台がアメリカ西部へと変わり、ジャムくんは「テキサス1の2丁ピストルの名人」として大暴れする。さらに連載終盤には、近所の子どもたちと遊ぶことが日課の普通の日本の子どもに設定が変わっている。
解 説
